2014年3月17日はコソボ・メトヒヤ自治州に住むアルバニア人によるセルビア人及び非アルバニア人系住民への暴力迫害行為からちょうど10年にあたります。
2004年3月、アルバニア人テロリストの暴動迫害行為により19人が殺害、900人が負傷、935のセルビア人、ロマ、アッシュカリーの住居が破壊、焼き払われました。3870人の住民が家を追いやられ、6つの町、10の村で民族浄化が行われました。35のセルビア正教の建造物が破壊され、そのうち18個は文化的価値を持つものでした。
この時、コソボ・メトヒヤにある正教会の墓地が荒らされ、何世紀にも渡って残されていた住民記録帳が焼かれました。
33の暴動事件に5万1000人が参加。この犯罪行為に対していまだ誰も裁判にかけられていないことは信じがたいことです。
このような体系的で大規模な暴力が事前に計画、組織化されたものであることは明らかです。
欧州委員会のいわゆる“コソボ共和国”の進捗状況に関する最新報告書によれば、セルビア人及び非アルバニア人系住民の基本的人権は現在も尊重されておらず、様々な形で差別を受けています。自らの土地や教育機関において自由と安全が守られず、コソボ・メトヒヤから逃れた住民は現在も強制的に略奪された自身の財産を取り戻すことができない状況です。
暴力迫害行為に苦しむセルビア人及び非アルバニア人系住民の悲痛の叫びは下記のリンクでご覧いただけます。
Pogrom – 17. mart – Nakon deset godina(3月17日暴力迫害行為-10年後)
https://www.youtube.com/watch?v=4gAzyPbS7LM&list=UUdwRbJQG1Nkn-HTCmifxykg
Zločin bez kazne(処罰なき犯罪)
http://www.youtube.com/watch?v=7SjnK_zyeR0