コヴァチュ大使は広島と長崎への原爆投下79周忌に際し、毎年8月6日と9日に開催される追悼式典にセルビアを代表して出席しました。
式典の前日、大使は両都市の記念碑に献花し、日本の政府関係者や外交団のために催された夕食会に出席しました。両市での滞在中は両市市長、衆議院議長、国会議員、および県や市議会の代表者と表敬会談を行い、両国関係を更に深化させるための取り組みの重要性を強調しました。
また日本のメディアに対しては、原爆犠牲者に敬意を表し、このような悲劇を記憶することの意義、そしてセルビア共和国が支持している平和と人間の尊厳の価値の大切さについて短い声明を発表しました。
これら公式プログラムに加え、コヴァチュ大使は、両都市の文化、歴史、慣習に触れることを目的とした諸活動にも参加しました。広島では主賓として上田流茶道の茶会に招かれましたが、この茶会には、日本がG7議長国を務めた2023年に開催されたG7サミットにて、G7各国首脳の夫人も招待されています。