2025年3月11日から14日まで、東京において第50回目となる記念すべき「FOODEX 2025」食品・飲料展示会が開催されました。今回の展示会には、74の国と地域、そして2,930社が参加しました。セルビアは2013年以来初めて参加し、セルビア商工会議所(PKS)およびセルビア開発庁(RAS)の主催により、12社がナショナルブースで自社製品を紹介しました。
セルビアの食品産業製品は「セルビアの味」というスローガンのもとで紹介され、主に冷凍フルーツ、オーガニックジャム、ジュース、菓子類、ベビーフード、トリュフ関連製品などが出展されました。参加企業は、Agropartner、Budimka、Cold Pressok、Damar Konfit、ITN Grupa、Laki、Master Food、Master Fruits、Minela、Pacom International、Sirogojno Company、Geneza です。展示会に参加したセルビア企業の多くはすでに日本への輸出実績を有しており、日本国内にパートナーやディストリビューターを持っています。展示会期間中、セルビア製品はこの分野で活動する日本企業から大変大きな関心を集め、多くの新しいビジネスコンタクトが築かれました。
展示会初日には、アレクサンドラ・コヴァチュ駐日セルビア大使がセルビアのナショナルブースを訪問し、「FOODEX 2025」の開会式および、この日本最大級の展示会の50周年記念レセプションにも出席しました。農林水産大臣政務官の山本佐知子氏や、日本能率協会をはじめとする主催者やパートナー団体の幹部との会談において、大使は両国間の経済関係が着実に発展していることを強調し、その発展にはセルビアのFOODEX 2025への参加、さらには今後開催される2025年大阪・関西万博への参加も大きく貢献していると述べました。