Printer Friendly Version 小説『私たちはみんなテスラの子供』(前編)発売のおしらせ @ 8 October 2020 07:34 AM
ベオグラード出身の作家、ゴラン・スクローボニャ氏の小説『私たちはみんなテスラの子供』(前編)の翻訳本が刊行されました。日本在住の小説家・翻訳家の高橋ブランカさんと夏井徹明さんによる共訳です。
 
書名:『私たちはみんなテスラの子供』前編 
著者:ゴラン・スクローボニャ / 夏井徹明・高橋ブランカ 訳 
出版社:幻冬舎 
 
 
マックス・プランクの偶然の発見――全宇宙の運命を変えるかも知れない発見――を説明できるのは、ニコラ・テスラだけだ。
一九一九年にプランクは、テスラと共にこの発見の核心に迫るためにベオグラードにやって来た。
バチカンが送り込んだ暗殺者、強大な力を持つ闇組織、極東から来た極道といった連中が、プランクをテスラと会う前に暗殺しようと狙っていた。
セルビアの秘密警察の長、アピス大佐はあらゆる手段を講じてプランクの生命を守る。国家の名誉が、現代科学全体の将来がかかっている。
危険を取り除き、プランク・テスラ会談を断固として実現させることができるのは、美しき女スパイ、アンカ・ツキチだけである。 
 
「ゴラン・スクローボニャ氏は、セルビア文学界においては、押しも押されぬ「大御所」であり、同国内では、村上龍氏の『昭和歌謡大全集』を翻訳し、広く知らしめた。
しかしながら、スクローボニャ氏の最大の武器である、そのずば抜けた筆力と構想力は、残念ながら、日本ではまだ知られていなかった。――今日、本作が出版される以前には」
(訳者・夏井徹明氏) 「幻冬舎WEBより引用」 
 
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