ニコラ・セラコヴィッチ外務大臣はタンユグ通信の取材に応じ、国外に暮らすセルビア人(ディアスポラ)について話しました。以下は概要。
「国外に住むセルビア人は自国と国民の利益のための潜在的なロビイストである。スイス国内の24都市にはセルビア文化芸術協会があり、3000人以上を超える若者が集まり、セルビアの伝統、文化、言語、歴史を保護するために活動をしている。彼らは多くの熱意と愛情に満ち溢れている。現在、私たちは彼らを援助する方法を模索している。カナダの移民家族、ヴァラクリッチ家はセルビアのラシュカ地方の子供たちにクリスマスプレゼントを贈るなどの慈善活動をしている。これまで数十万ドルを非政府組織経由で寄付しているということだが、私たちはこの家族の存在を認識していなかった。このような外国で成功している起業家たちはセルビアの利益のためにロビイストとして大きく貢献できる。私はコソヴォ・メトヒヤ自治州のセルビア人を支援する活動家アルノー・グイヨン氏を外務省のディアスポラ局長に任命した。彼はセルビア人に対して並外れた熱意と愛情を持っている。彼のこれまでの活動は国外のセルビア人の良い模範である。個々の頑張りが結果的に国を良い方向に動かすことができると信じている」
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