アレクサンドラ・コヴァチュ大使は9月7日、総合モーターメーカーの日本電産株式会社(Nidec)の泉田金太郎・常務執行役員兼最高業績管理責任者とセルビア共和国大使館で会談しました。
同社は今年4月にセルビアのノヴィ・サド市に車載用モーターとインバータの新工場を設立することを決定。同月にセルビア大統領府で行われた進出計画の発表式典にはアレクサンダル・ヴチッチ大統領、ミロシュ・ヴチェヴィッチ市長、勝亦孝彦駐セルビア日本国大使らが出席しました。現在は2022年の竣工を目指して工事が進められています。Nidecと子会社の日本電産エレシスによる新工場の敷地総面積は約9万6000平方メートルで、1000人以上の新規雇用が見込まれています。
コヴァチュ大使は泉田氏との会談の中で、Nidecのセルビア進出についてあらためて感謝の意を伝えるとともに、同社の進出がセルビア・日本間の経済交流の活発化と日本企業の投資拡大につながる旨を話しました。
※セルビア政府は外国企業による直接投資の呼び込みを重点政策に掲げており、セルビアは安価な労働賃金、優秀な労働力、地理的なメリット、税金に対する優遇制度など投資環境に恵まれています。投資に関する詳細はセルビア開発庁(RAS)のサイトでご覧いただけます。
セルビア開発庁(RAS)
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