1月15日、セルビア大使館は、駐日ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館で行われた、年始めの伝統的な書道行事「書き初め」のイベントを共催しました。このイベントには、書道教室「KASEN EDUCATION」の主宰者である著名な書道家、和田華仙氏の指導を受ける都内の小学生や中高生15名とその保護者が参加しました。
コヴァチュ大使は挨拶の中で、日本の長い伝統である「書き初め」を通じて、異なる民族や国々をつなぐことの重要性を強調しました。また140年にわたるセルビアと日本の友好関係は、まさに両国の君主の間で交わされた手書きの書簡によって築かれたことを指摘し、このような文化協力の形が今後も続いていくことへの期待を表明しました。
その後、地元学童や両大使館の関係者が書道のデモンストレーションに参加し、和田華仙氏も伝統的な新年のメッセージを披露しました。イベントでは20年間日本で活動した後に2016年に亡くなるまでスルプスカ共和国に住んでいたシンガーソングライターのヤドランカ・ストヤコヴィッチさんの詠んだ俳句も紹介されました。
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