コヴァチュ大使、総務審議官と会談

31. 1月 2025.
駐日セルビア共和国大使アレクサンドラ・コヴァチュは、日本の総務省においてAI、サイバーセキュリティ、データセンターおよび先端技術を担当する今川拓郎総務審議官と会談しました。

コヴァチュ大使は、2024年12月初旬にベオグラードで開催されたGPAIサミットに参加した今川審議官に謝意を表しました。また、2025年にパリで開催されるGPAI閣僚会合への日本の参加に関する書簡の写しを手渡しました。

大使は、セルビアが日本と共に多方面、特に経済分野での関係強化に取り組む用意があることを伝え、日本企業のセルビア投資への関心が高まりつつある傾向を後押しする条件整備の重要性を強調しました。さらに、具体的な投資案件や、先端技術分野における日本企業のセルビアでの存在、BIO4キャンパスやSociety 5.0といったプロジェクトへの参加について説明しました。加えて、ヨーロッパでも最も急速に成長する経済の一つであるセルビアにおいて、日本の制度的な存在感を確立することの重要性を指摘しました。

今川審議官は、12月にベオグラードを訪問した際、GPAIサミットの運営やセルビアのホスピタリティに強い感銘を受けたと述べました。そして、セルビアではデジタル産業が発展しているとの見方を示し、これは両国間の協力を強化する上で非常に有望な分野であると評価しました。