第2回セルビア語スピーチコンテスト in Japan(2025年10月4日)
最優秀賞として授与された「セルビア往復航空券+ホテル宿泊」は、TOYO TIRES株式会社およびセルビア観光協会が提供し、二等賞および三等賞は大使館と日セルビア友好協会が準備しました。セルビア館は特別賞を提供し、その他のスポンサー(関西ペイント株式会社、松原食品株式会社)からは3つの特別賞と参加者向けの副賞が提供されました。
応募資格は「セルビア語を外国語として学んでいること」「過去のセルビア滞在期間が合計3年未満であること」で、12名の参加者が集まりました。参加者には、各自が自由テーマで数分間のスピーチを行い、その後、セルビア文学の名作の一節を朗読し、審査員からの質問に答えるという形式が課されました。応募者には、大学生や大学院生だけでなく、民間企業に勤務する社会人も含まれていました。
審査員は、アレクサンドラ・コヴァチュ大使、日セルビア友好協会理事の亀田和昭氏、神戸市外国語大学スラブ語学科の岡野要教授、神田外語大学スラブ語学科の鈴木健太教授、そしてセルビア国営放送(RTS)日本特派員のイリヤ・ムスリン氏の5名で構成されました。
結果、京都大学大学院生の谷口優斗さんが1位、大阪大学大学院生の梅原遼さんが2位、京都大学学部生の金森悠作さんが3位に選ばれました。セルビア館賞は広島大学の岡田響さんが受賞し、特別賞は若月颯太さん(民間企業勤務)、伊藤颯太さん(東京大学)、佐々木大河さん(大阪大学)が受賞しました。
冒頭の挨拶で、アレクサンドラ・コヴァチュ大使は、同コンテストがセルビアと日本の関係強化に向けた重要な一歩であると述べ、これほど多くの方々がセルビア語に関心を寄せ、時間と努力を費やして学んでいることは、両国の文化的つながりの深さを示していると強調しました。また、共催団体およびスポンサーへの感謝を述べるとともに、参加者一人ひとりを「日本におけるセルビア文化のアンバサダー」であると称えました。






