東京での「ピアノ・キャンプ」に参加している、音楽コンクール受賞者のセルビア人ピアニストが大使館を訪問(2026年4月7日)

08. 4月 2026.
世界的に有名な日本人ピアニスト、井尻愛紗(あいさ)氏が本年4月7日、東京で4月7日から11日まで開催されている国際プログラム「ピアノ・キャンプ」の参加者とともに、当大使館を訪問されました。井尻氏は当大使館と長年の協力関係にあり、セルビアでの演奏経験があるほか、2022年には、日本・セルビア友好関係140周年記念事業の一環として東京でのコンサートを開催されました。今年のキャンプ・プログラムには、大使館訪問のほか、スタインウェイ社との協力による講義やコンサートが含まれています。

今回の大使館への訪問は、イタリアのモンテカティーニで開催された昨年の国際ピアノコンクールで入賞した若手アーティストの一人である、セルビア出身のピアニスト、ミハイロ・ストヤノヴィッチ君(14歳)の紹介を目的として企画され、彼はこの機会に楽曲を披露しました。この訪問には、スウェーデンやシンガポールからの外国人ピアノ専攻学生や教授など、キャンプの他の参加者も加わりました。

井尻氏は、自身が2019年にイタリアで創設したコンクールで、セルビア出身のアーティストが入賞したことに特別な喜びを表明しました。また、大使館の温かい歓迎とこれまでの協力に感謝の意を表し、セルビアとのさらなる交流に貢献したいという意欲を示しました。

コヴァチュ大使はキャンプの参加者を歓迎し、両国間の文化交流を深めるための井尻氏のこれまでの貢献、そして彼女が多くのセルビア人音楽家や文化機関とともにセルビアと日本で実現してきた重要なプロジェクトに対し謝意を述べました。また特にミハイロ・ストヤノヴィッチ君に対し、モンテカティーニ国際ピアノコンクールのジュニア部門で第2位に輝いたことを祝福し、今後の音楽活動の成功を祈りました。

来訪者との懇談の中で大使は、ベオグラードで国際認定博(EXPO 2027)が開催され、横浜で国際園芸博覧会(GREEN EXPO 2027)が開催されることから、2027年がセルビアと日本の関係にとって特別な意味を持つ年になると指摘しました。また、同年がセルビアと日本の二国間関係145周年にあたることを強調し、これが文化・芸術分野を中心に二国間協力のさらなる進展の原動力になると述べました。これに関連して大使は、2027年に大使館でセルビア人作曲家の作品が演奏される、あるいはセルビア人アーティストが出演するコンサートを開催する用意があることを表明しました。