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セルビア、ウクライナ地雷除去支援会議へ参加(2025年10月22日〜23日)

17. 11月 2025.
日本で開催された2日間の「ウクライナ地雷除去支援会議(UMAC2025)」に、セルビアからの代表団が参加しました。代表団は、団長としてアレクサンドラ・コヴァチュ駐日大使、セルビア地雷除去センターのボヤン・グラモチリヤ所長、同センターのイェレナ・クリスティッチ副所長で構成されました。

10月22日の開会式では、日本の新しい外務大臣である茂木敏充氏が挨拶し、地雷除去会議はウクライナの復興と再生を後押しする日本の支援の一環であると述べました。また、日本政府が「Ukraine Mine Action Support Initiative」という新たな支援パッケージを策定したことを紹介し、人材育成、インフラ整備、社会経済復興、その他の支援ニーズに重点を置く内容であると説明しました(詳細は添付資料参照)。

 

会議初日の全体会合では、3つのパネルディスカッションが行われ、ウクライナ全土の復興と開発を目指す「NEXUSイニシアティブ」、安全かつ迅速な地雷除去を可能にする技術応用、人材育成の強化などについて議論が交わされました。同日、最終文書が発表され(本国宛てに既に送付済み)、次回会議は2026年に欧州連合(EU)が主催することが発表されました。

 

10月23日の2日目には、「ビジネス機会の創出」「革新的な資金調達手法」「デジタル化の役割」といった新たなアプローチに焦点を当てた3つのセッションが行われ、政府関係者に加え、国際機関、非政府組織、民間企業の代表が参加しました。

 

セルビア地雷除去センターの代表団は、会議期間中、ウクライナにおける人道的地雷除去体制の構築をテーマとした関連イベントなどにも参加する機会を得ました。

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