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スポーツチャンバラ セルビア代表選手団の大使館訪問(2025年11月27日)

02. 12月 2025.
11月27日、セルビア大使館に、11月22日・23日に神奈川県横須賀市で開催された第49回スポーツチャンバラ世界選手権(49th World Sports Chanbara Championship)に出場したセルビア代表選手7名が訪問しました。スポーツチャンバラは、1971年に日本で誕生した日本の伝統武術を現代的にアレンジした競技で、柔らかい剣やその他のスポーツ用具を用いて行われます。

代表選手たちは、ヴルシャツのクラブ「Goshinkan」の会長であり、同時に選手たちのコーチも務めるアンドリアナ・バルシ氏に同行して来館しました。バルシ氏はまた、セルビアにおける日本文化の紹介に貢献した功績により日本国外務省から表彰された、ヴルシャツ所在のセルビア・日本友好協会「Hanami」の会長でもあります。

コヴァチュ大使との懇談の中で、バルシ氏は、日本および21か国から約500名の選手が参加する中、セルビア選手が個人種目で銀メダル1個、銅メダル3個を獲得したことを報告しました。また、大会が開催された横須賀市とは、これまで長年にわたる協力関係があることも紹介しました。さらに、スポーツチャンバラはセルビア国内の複数の都市で広く親しまれており、セルビア剣道連盟のもとで実施されている競技であることを説明しました。来年日本で開催される世界選手権にもセルビアの参加が予定されており、その際には再び大使館を訪問する計画であると述べました。また、日本側では、2027年にベオグラードで開催される国際認定博覧会(EXPO 2027)期間中、同競技をセルビアで紹介したいという関心があることも伝えました。

コヴァチュ大使は、選手たちのメダル獲得を祝福するとともに、このスポーツが、特に若い世代の間でセルビアと日本のさらなる架け橋となるものであることに同意しました。また、2027年にセルビアが参加予定の国際園芸博覧会が開催される神奈川県とのつながりを踏まえ、横須賀市との協力関係をさらに発展させる可能性について検討する価値があると提案しました。これは、今後のさらなる協力や都市間交流・姉妹都市関係の構築にもつながり得るものです。

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