セルビア正教会のポルフィリイェ総主教から、日本正教会のセラフィム府主教への贈呈

23. 1月 2025.
駐日セルビア共和国大使アレクサンドラ・コヴァチュは、東京のニコライ堂において、セルビア正教会のポルフィリイェ総主教からの書簡と贈り物を、日本正教会のセラフィム府主教に、その着座を記念して手渡しました。

ポルフィリイェ総主教は、聖サヴァの肖像が描かれた特別な古い技法によるイコンを、セラフィム府主教に贈りました。

セラフィム府主教は会談の中で、この貴重な贈り物を両教会の兄弟関係の象徴として寄贈してくれたポルフィリイェ総主教に謝意を表しました。また、セルビア正教会との協力と友好をさらに強化していく用意があると述べ、これまで日本正教会が、コソボ・メトヒヤにある危機にさらされたセルビアの宗教的世界遺産を日本社会に紹介するために尽力してきたことを想起しました。

さらにセラフィム府主教は、東京のニコライ堂では、特に日曜の典礼の際に日本在住のセルビア人信徒と会う機会が増えていること、また近年セルビアからの観光客が東京を訪れ、教会を訪問する例が増えていることに言及しました。

アレクサンドラ・コヴァチュ大使は、セルビア正教会のポルフィリイェ総主教への贈り物、そして今後の協力への意欲に対して感謝の意を表しました。