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セルビア観光局
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安倍晋三元首相の死去を受け、セルビア共和国大統領より弔電が送られました(2022/7/8)
 
セルビア共和国のアレクサンダル・ヴチッチ大統領は安倍晋三元首相死去の報に接して弔電を送りました。大統領はその中で次のように述べています。
 
「安倍晋三氏の悲劇的な訃報を受け、深い悲しみを覚えると共に、未だに信じられないという気持ちです。安倍晋三氏は、類まれな政治家であり、同時代の様々な政治的課題に対し、真剣かつ責任ある姿勢で取り組み、国際政治の舞台に特別な遺産を残されました。
 
また安倍晋三氏は、セルビアと日本の関係の発展に計り知れない貢献をなされました。私たちは両国の平和協力と友好関係の発展と強化に多大な貢献をされた氏を称え、セルビア共和国綬章を授与したことを光栄に思っております。
 
セルビア共和国国民を代表し、また私個人として、日本国民の皆様と日本国政府、安倍晋三氏のご家族とご友人に深い哀悼の意を表するものです」
 
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【重要】外国人およびセルビア国籍保持者のセルビア入国にあたっての新型コロナ関連の規制措置が全廃されました!
セルビア政府が新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の国内侵入・拡大を防止するために、外国人およびセルビア国籍保持者のセルビア入国にあたって施行していた規制措置が全廃されました
 
詳しくはセルビア共和国外務省のHPをご参照下さい(英語)
 
 

 

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セラコヴィッチ外相: ニューヨークでは集中的な外交活動を繰り広げ、私達の国の政策への認知を広めた(2002/9/24)

 

ニコラ・セラコヴィッチ外相は、セルビア代表団がニューヨークでの第77回国連総会にて非常に集中的な外交活動を行い、同総会の傍らで計100件にも上る会合をこなし、会談を行った各国代表との間で12の協定、議定書、覚書に署名したと述べました。
 
セラコヴィッチ外相によると国連総会はその傍らで各国の外相や米政府及び議会の代表者、また米国ユダヤ人委員会、文明の同盟、世界経済フォーラムの代表者と会談を重ねる絶好の機会となった、とのことです。
 
「私はここに胸を張って、今年の国連総会にて重ねた会合は合わせて100にも上ると申し上げます。そのうちの95は各国外相との会談で、残る5つは米国ユダヤ人委員会、文明の同盟、世界経済フォーラムの代表とのものでした」とセルビア外相は明らかにしました。
 
セラコヴィッチ外相はまた、それらの会談がセルビアの政策に対する認知を広げる上でも素晴らしい機会になったと強調し、また各国の外相からは国連総会でのアレクサンダル・ヴチッチ大統領による素晴らしい演説に感銘を受けたとの感想を耳にしたと語りました。
 
「各国外相はヴチッチ大統領の演説を評価していましたが、それは正にセルビアが国際法や国連の役割、国連安保理の有効な決議といったものを一貫して尊重していることを確認した演説でした。セルビアは面積や人口から見ると大国ではありませんが、国際法の遵守に対する小国や中堅国の関与は、私達の重要な国家的、民族的利益を守っていく闘いにて最強の味方だと固く信じています」とセラコヴィッチ外相は強調しました。
 
外相によると、コソボによる一方的な独立宣言を承認する国と承認しない国双方の代表者達との間で素晴らしい会談を持てたとのことで、特に後者の国々は国際的に承認された国連加盟国諸国の領土保全と主権の不可侵という重要な原則の遵守について改めてその支持と関与を表明したとのことです。
 
「今年は国連にとって非常に厳しい年でした。多国間主義は一種の危機にあり、セルビアにとっては多国間主義と強化された国連の役割が国際社会に戻ってくることが重要になります。コソボ・メトヒヤにおける私達の国家と民族の利益を守るための闘いは、国際法の適用、つまり国連安保理決議第1244号などの国連の諸決定の適用を求めての闘いに合致したものであり、セルビアは今後もそのために活動していきます。国連の役割を再確認することこそが、この闘いの成功を保証するものなのです」とセラコヴィッチ外相は述べました。
 
 セルビア外相はまた、国連総会の傍らで行われた数々の会談が、各国代表との間で一連の合意や議定書、覚書を締結する絶好の機会になったとも語りました。
 
「私達は合計で12の協定や覚書、議定書を締結しましたが、最終日の今日はセネガルとの間で公用・外交旅券の査証廃止に関する協定に署名して、この非常に集中した一連の外交活動を終了しました」とセラコヴィッチ外相は締めくくりました。
 
出典/写真: https://www.mfa.gov.rs
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第77回国連総会におけるアレクサンダル・ヴチッチ セルビア共和国大統領一般討論演説(2002/9/22)

第77回国連総会におけるアレクサンダル・ヴチッチ セルビア共和国大統領一般討論演説
 
 
「敬愛する総会議長、
 
事務総長、
 
各国代表の皆様、
 
そして紳士淑女の皆様、
 
セルビア共和国を代表して、皆様にご挨拶できることを大変光栄に思います。
 
 
時間が限られているために今日は形式的な言葉や丁寧な挨拶、出席者や欠席者への挨拶といったものは省略し、私達が何の為に集まったのかという本質的なことについて直接お話することをお許し下さい。
 
 
私はもう何度もこの場に来ておりますが、今私たちが置かれている状況の重さを見て、私は耳に痛い、しかし真実の言葉を皆さんにお伝えしなければならないとの考えに至りました。今日私達が行っていることすべては、無力で力なきものに見えます。私達の言葉は、直面している現実に対して、空虚に響くものでしかありません。そしてその現実とは、この会場では誰も誰かの言葉に耳を貸すこともなく、誰も真の合意や問題解決に努めることもなく、大半の者が自国の利益を満たすことだけを考え、その過程ではしばしば国際法の基本原則を踏みにじり、この組織の基盤となっている国連憲章やその他の文書を足下に投げ捨てている、といったことです。これを理由に責められるべきなのは、アントニオ・グテーレス事務総長でも、また国連の誰一人でもありません。それは自国の政治的、経済的、そして残念ながら軍事的な目標を満たすこと以外には何の関心も持たないような人々なのです。
 
 
現在私達は世界の地政学的状況が複雑なものとなっていることを目の当たりにしています。私達の一般討論は、第二次世界大戦以来、そして国連の創設以来、かつてないほど世界平和が乱された状況の中で行われています。私達が直面している地球規模の様々な課題は、世界の安全保障の構造を根本的に変え、既存の国際法の秩序を脅かす恐れがあります。これほどまでに複雑な時代には、国際連合という組織の根幹に織り込まれた絶対的に重要な資産である世界平和を守る為、多くの知恵と団結とが求められています。
 
 
 
そこで、私達が今直面している5つの重要な課題について、私の考えを正確かつ明確に皆さんにお伝えしたいと思います。
 
1. 平和への回帰と世界の安定の維持;
 
2. 国際公法および国家間関係の重要な原則となる、国連加盟国である国際的承認を受けた国々の領土保全と主権の維持;
 
3. 世界的な危機の中でのエネルギー安全保障;
 
4. 貧困国および発展途上国の財政的安全保障;
 
5. 戦争により世界の食糧供給ラインが寸断された状況下での食糧供給;
 
 
現在の世界情勢を鑑みれば、紛争の平和的解決という原則にとって代わるものがないことをますます思い知らされます。この原則は今日、かつてないほどに相応しいものとなっておりますが、これは国連憲章の前文にも最もよく表現されています:寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活すること、というものです。武力行使の放棄と紛争の平和的解決は、世界の安定を支える支柱となっていますが、それには国連憲章の例外なき尊重や、拘束力のある国連安保理決議と有効な国際公法の基本原則とを適用することが必要になります。
 
 
2. 国際公法および国家間関係の重要な原則となる、国連加盟国である国際的承認を受けた国々の領土保全と主権の維持;
 
 
セルビアはウクライナの領土保全を含む、全ての国連加盟国の領土保全を支持します。私達はこの高貴な場所でそのように責任と真剣さをもって行動してきました。今回は多くの発言者から、ウクライナへの侵略とその領土保全の侵害についての話がありました。多くの方々はそれが欧州の土壌での第二次世界大戦以来初の紛争であると語っていました。しかし他の主権国家を攻撃することもなかったにも関わらず、セルビアがヨーロッパで初めて領土保全が侵害された国となった真実については沈黙が保たれたままです。私は何年にもわたって、これまで会談してきた様々な国の指導者たちにも、ウクライナの領土保全と主権、そして著しく侵害されているセルビアの領土保全と主権の間にはどのような違いがあるのか、また多くの国々はいったい何をもって国際的な承認と正統性とを与えているのか、といった質問を繰り返し、その明確な答えを求めてきましたが、いまだに誰からも理にかなった回答を得ておりません。
 
 
ここで思い出して下さい。セルビアは他人の領土に足を踏み入れたわけでもなく、またいかなる主権国家の領土保全も脅かしたわけでもなかったにも関わらず、1999年にはセルビアに対しての介入や侵略が実行されてしまいました。NATOに加盟する19カ国が国連安保理の決定もなしに、主権国家を攻撃することを防ぐことはできなかったのです。この武力紛争の終結時にNATOとの間に結ばれた協定の条項には、セルビアの部分的な主権と完全な領土保全の保証を確認する国連安保理決議第1244号の採択も盛り込まれていましたが、西側諸国の多くが“コソボ”の一方的独立を承認し、再び私達の国の領土保全と国連憲章、安保理決議第1244号を踏みにじることを許してしまいました。
 
 
セルビアが過去、そして現在も直面しているこのような経験から、私には今日この場で偉大なマーティン・ルーサー・キングの言葉、「どんな場所にある不公正も、あらゆる場所の公正さへの脅威である」を引用する権利があると思います。この言葉は、私たち全てへの備忘録であると共に、警告でもあるのです。
 
 
国際公法の原則的な規定に対する重大な違反を私達はまだ実感しておりますが、私達が国連の基盤となっている原則をあきらめることはありません。私達はこれからも一貫して、国境の不可侵の原則や、他の国連加盟国全ての主権と領土保全の尊重とを主張し続けます。このような私達の立場にもかかわらず、この会場にいる多くの方々は、いまだにセルビアの領土保全の尊重については問題視されているものと思います。しかしそれはなぜでしょう?なぜなら彼らには力があり、私達はそんな彼らの目には小さくて弱い存在に映ってしまうからです。しかし皆さんも耳にされたように、私達はまだこの場で真実を示す力を持っています。
 
 
各国代表の皆様、
 
 
コソボ・メトヒヤ州をはじめとするセルビア共和国の領土保全を支持する国連加盟国が、現在開催されているこの総会の過半数を占めていることに、私は特に感謝の意を表したいと思います。また国境不可侵の原則をはじめとする、国連憲章に組み込まれた基本原則に忠実であり続けることが特に重要であることからも、両会期の間にセルビアの立場を支持する国の数が増えたことは非常に心強く、これは今後も続くべき傾向だと思います。
 
 
セルビア共和国とその大統領である私は、EU仲介の下に行われているベオグラードとプリシュティナ間の対話に参加し、非常に辛抱強く、且つ多くの善意を持って、コソボ・メトヒヤ州に関しての妥協点を求めています。それは実に難しいプロセスで、もう10年以上も続いていますが、他に方法はありません。一日戦争が繰り広げられるよりも、百年交渉する方が良いのです。私は妥協に基づいた、お互いが受け入れ可能な解決策に到達できるものと信じています。なぜならそれこそが私達の目標、つまり私達の地域に居住するセルビア人とアルバニア人が共に豊かな生活を送るための前提条件となる、長期的な平和の確立を達成するための唯一の方法だからです。私達は他のすべての選択肢を既に使い果たしており、少なくともセルビアについては紛争や対立、流血の道への逆戻りといったことは夢想だにしていません。バルカン地域はもう紛争に耐えられないのです。私はこの取り組みに対して世界のパートナーから好意と理解を得られるものと信じています。なぜなら彼らもまた、過去の自国政府による決定の一部が不適切なものであり、私達の地域と世界平和の未来のために機能しなかったことをよく理解しているからです。
 
 
ハイブリッド戦争や国際世論の一部からの様々な分野でのセルビアに対する汚いキャンペーンといったものが存在する非常に複雑な状況の中で、ベオグラードはこのプロセスを主導しています。”セルビアが近隣諸国を攻撃し、地域の安定を脅かす”などという世界的メディアの報道や発言を挙げれば十分かと思います。もちろん、セルビアがそんな挙に出ることはあり得ません。私達セルビア共和国に対する一連の嘘の一つに過ぎないのです。またセルビアが地域不安定化の要素とされるのは、彼らが真実から目をそらそうとしているからであり、国境不可侵の原則はすべての国に平等に適用されなければなりません。セルビアはこれまでも、そしてこれからもこの地域全体の安定要因であり続けます。また数々の虚偽と改ざんをものともせず、セルビアは引き続きデイトン和平協定を支持していきます。これはボスニア・ヘルツェゴビナの領土保全と、ボスニア・ヘルツェゴビナ内のスルプスカ共和国の領土保全とを意味するものです。
 
また私は、バルカン半島に居住する人々が統一された欧州への参画というビジョンを共有する友人やパートナーとして、将来も共存の道を続ける能力を持っているものと確信しています。長年にわたって様々な民族の間に立ちはだかり、何千人もの命を犠牲にし、その未来を無駄なものとしてきた数々の障壁を克服した私達は十分に理解しているつもりです。例えば今日のセルビアとアルバニアは、バルカン半島で何世紀にもわたって共有してきた歴史の中で、最も緊密で友好的な関係を築いています。
 
 
過去ではなく未来について冷静に、そして現実的に語り、それぞれの国の国民、企業、労働者、学生、起業家たちを悩ませている問題の解決方法を話し合うことだけが必要だったのです。私達は議論を重ねて数々の解決策を導き出し、私達の間に存在していた合理的理由のない障壁を取り除きました。まず経済、貿易、人と資本の流通に於ける障壁です。セルビア、アルバニア、北マケドニアの三国は3年前から「オープン・バルカン」というプロジェクトを実施しています。このプロジェクトには明確な理念があり、それはこの地域を人々、モノ、サービス、資本、企業のために開放し、この地域を緊張や緊迫、紛争といったものを二度と生むことのない場所に作り変えることです。この「オープン・バルカン」というイニシアティブは経済的な利益をもたらすだけでなく、異なる文化を持つ人々を結びつけ多様性を促進することで、ヨーロッパのこの地域の社会全般の発展に貢献するというより広い側面も持っています。セルビアはこのようにして地域の平和、安定、和平のプロセスに貢献し続けており、世界規模の安全保障に大きく寄与しているのです。
 
 
 私達は歴史上最も偉大な外交官の一人であり、偉大な国連事務総長だったダグ・ハマーショルド氏の、"国連は私たちを天国に導くためではなく、私たちを地獄から救うために創設されたのだ”という言葉にインスピレーションを受けたのです。
 
 
 
紳士淑女の皆様、
 
 
地球規模で流行したパンデミックを抑えたばかりの私達は再び、今世紀に予想だにしなかった新しい課題の数々に直面しています。人類として一歩一歩、技術的に急速に進歩している一方で、エネルギーの安全保障、途上国の金融安全保障、基本的な食料のサプライチェーンの途絶といった、人類の生存に関わる問題が私達の前に出現したのです。パンデミックとの戦いにおいて必要とされた連帯感は、食料とエネルギーという人々の根本的なニーズが脅かされている今日、より一層必要とされています。
 
 
セルビア共和国にとってエネルギー安全保障は国家安全保障の不可分の一部であり、国の継続的な経済発展と進歩の上で重要な前提条件であると考えています。私達はエネルギー供給の継続性確保のために努力していますが、世界と欧州のエネルギー供給の安定を脅かす、昨今の地政学的な課題についての懸念を共有しています。私達は地域および欧州のエネルギー安全保障を達成するための努力にて、変革的な力となり得る解決策を見出す為に引き続き関与していきます。また今回の危機においてセルビア共和国はエネルギー供給の継続性を維持することができたことをここに強調したいと思います。しかし私達は引き続き、エネルギー供給源の多様化やエネルギー関連インフラへの更なる投資、再生可能エネルギーによる供給能力の迅速かつ効率的な開発に大きな関心を持っています。
 
 
私達は現在、国連の「より持続可能で強靭な未来、行動、変革のための10年」の下にあります。引き続きその目標は掲げられるべきですが、しかしそのペースはもう少し速いものであるべきだと思います。不均等な発展や発展途上国の財政的脆弱性は、社会に更なる階層を生み出し、必然的に新たな対立を引き起こしてしまいます。バランスのとれた開発は、地理的、政治的に制限されたり、条件付けられたりしてはならず、民族、人種、文化、宗教に関係なく、全ての人々にとって可能なものとなるようにしなければなりません。
 
 
 
共同の努力で乗り越えなければならない、非常に重要な課題がもう一つ存在します。それは現在の国際的な危機が世界の食料供給の安全保障に及ぼす影響を回避する為に最も効果的な方法を見出すことです。事態の展開は極めて憂慮すべきもので、実際に私達は誰一人の例外もなく全員が影響を受けてしまうのです。私達の住むヨーロッパでも食糧供給の安全が脅かされる可能性があり、またアフリカ大陸などでは壊滅的な状況に至る恐れがあります。また食料の価格高騰とその確保が、更なる問題となっています。私たち全員に与えられた課題は、誰も置き去りにすることのない、実施可能で効率的な解決策を見出すことです。国際社会で最も重要な主体である私達国家は、最もかけがえのないものである人間の生命とその尊厳とを守るために、個別に対策の話し合いに参加するなどして、国家レベルでこの崇高な使命に貢献することが求められているのです。
 
 
 
今年の一般討論のテーマは、時の貴重さと、国際社会で発生している課題の数々の間にある関連性を想起させるものです。私たちが直面している危機は、開かれたコミュニケーションの重要性を改めて認識させるものです。課題を克服するためには、その原因を正しく把握することが必要であることは言うまでもないでしょう。問題を無視し、国家間のコミュニケーションを欠くことは、状況を悪化させ、複雑化させるだけだということを、私たちは目の当たりにしています。セルビアは現在の課題がいかなる形であれ、世界の分裂を深めてはならず、地球規模で既に明白で傾向的な二極化が、多国間主義の原則に道を譲ることが必要だと考えています。
 
 
セルビア共和国も持続可能な開発目標を達成する為の2030アジェンダに関する集団的な努力に参画しています。セルビアは『私たちの共通の課題』にて決定された国際協力の将来に関する事務総長のビジョンを共有し、人類の最も差し迫った課題に対応する最善の手段として、包括的でネットワーク化された、効果的な多国間主義を強く支持しています。
 
 
 
紳士淑女の皆様、
 
 
多国間主義、集団行動、責任の共有といったものはこれまでの議論に不可欠な要素でしたが、そうした建設的な動きの原点は連帯にあるのです。
 
 
最後にセルビア共和国が今後も、国連で定められた共通の目標を達成する為に信頼できるパートナーであり続けることを確認したいと思います。それこそが私達と将来の世代のためにより良い世界を築く最善の方法であると固く信じているからです。しかし国連というものは、国々が共に合意した決定や行為を尊重することで初めて力を発揮するのだということを忘れてはなりません。
 
 
これまで23回も聞いたことをここに引用したいと思います。それは、私達が従うべき唯一の基準とは国連憲章である、というものです。私達セルビア共和国にすれば、国連憲章や国連決議について発言した23人のうちの17人が国際公法に違反し、国連が定めたルールを尊重しなかったという事実を指摘出来ますが。とにかく私達があらゆる困難を乗り越え、同じルール、同じ手順が世界の全ての国に適応されるようになることを願っています。そうでなければ、このトンネルの先に出口はあり得ないと思うのです。ご清聴ありがとうございました。セルビア万歳!」
 
出典/写真:https://www.predsednik.rs 
 
 
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「オープン・バルカン」イニシアチブのサミットにてヴチッチ大統領が議長を務めました(2002/9/2)
 
アレクサンダル・ヴチッチ セルビア共和国大統領は、エディ・ラマ アルバニア共和国首相、ディミタル・コヴァチェフスキ 北マケドニア共和国首相とともに、「オープン・バルカン」イニシアチブのサミットにて議長を務めました。このサミットにはモンテネグロのドリタン・アバゾヴィッチ首相、ボスニア・ヘルツェゴビナのゾラン・テゲルティヤ閣僚評議会議長、ハンガリーのペーテル・シーヤールトー外務貿易大臣、トルコのメヴリュット・チャヴショウル外務大臣も出席しました。
 
ヴチッチ大統領は「オープン・バルカン」イニシアチブ首脳会議の冒頭にて、このプロジェクトの成功にこれほど深い関心とエネルギーが注がれたことはなかったと語り、オープンバルカンの成功は加盟する国々がいかに自国経済の明るい未来を確保し、地域の平和と安定を定着させられるかにかかっていると述べました。
 
またヴチッチ大統領は「オープンバルカン構想が経済の強化や連携にて更なる貢献を果たすことを期待するだけでなく、私たちにとって非常に重要な、つまり私たちの国々すべてや地域全体の利害にかかわる重要な問題について、私達が声を揃えて発言する場となることも期待しています。これまでの進展も決して小さなものではありませんでしたが、そのペースに常に満足していたと言えば嘘になるでしょう。もっと迅速に、力強く、より良い形での仕事ができたはずです。食品の輸送のためにオープン・バルカンの緑の回廊を設立したことで、この分野での貿易が17%増加しています。また国境通過の際の専用レーンの開設により待ち時間が数時間から10~15分に短縮され、セルビア、アルバニア、北マケドニアの企業間のビジネスが計り知れないほど容易になりました」とヴチッチ大統領は強調し、サミット初日に予定されている合意文書への署名は、オープン・バルカン加盟諸国による関与と共同作業の成果であり、また将来さらに高いレベルでの協力を目指すという加盟諸国の決意の表明であると語りました。
 
 
ヴチッチ大統領によると、今回署名される文書の中にはオープン・バルカン地域内での支障のない主要食料品の供給確保を目指すメカニズムに関する協定があるとのことで、この協定は一加盟国が主要食料品の禁輸を決定した場合でもイニシアチブ内での同食品の支障のない取引を可能とする内容となっているとのことです。
 
大統領は「市民保護分野の運用計画は、2021年7月の市民保護・緊急事態における協力に関する協定を継続するものになります」と述べ、また映画や視聴覚メディアの分野で、アルバニアのエディ・ラマ首相からの素晴らしいアイデアにより映画関係者のための共同制作基金「オープンバルカン」を設立する覚書が締結されたと指摘しました。
 
またヴチッチ大統領は本イニシアチブの最初の労働許可証と登録番号の付与は、3カ国の今後の経済発展を方向付ける転換点になると評価し、また来る厳しい冬を前に、危機を回避するためのワーキンググループを設立することが特に重要だと付け加えました。
 
また大統領はオープンバルカンの一環として開催された国際ワインフェア「ワインビジョン」に言及し、加盟3カ国がこの重要かつ極めて困難なイベントを自国のワイナリーや世界の有名ワイナリーの大半を集めつつ、世界的に見ても遜色のないレベルで開催し、ワインだけでなくそれぞれの首都や自国のPRもできたと強調しました。
 
 
ヴチッチ大統領は、モンテネグロ首相、ボスニア・ヘルツェゴビナ閣僚評議会議長、ハンガリーとトルコ両国外相が、サミットのためにベオグラードを訪れたことに謝辞を表明しました。
 
「あなた方はただの客人ではありません。私たちはとても強固に繋がっていて、お互いを必要としているのです。これは私たちの会議の頻度にも表れています。オープン・バルカンの正式なメンバーでない国も、また今後加盟を予定していない国もあるでしょう。しかし私たちは協力関係を更に発展させることができるものと信じています」とヴチッチ大統領は付け加え、イニシアチブに加盟する国々の関係は歴史的にも高い水準にあると付け加えました。
 
ヴチッチ大統領はサミット加盟国首脳と来賓による挨拶の後、「オープン・バルカン」イニシアチブに参加する国々がすべての政治的出来事や問題についてまったく同じ意見を持っているわけではないものの、共通して平和と安定が重要であると強調しました。また大統領は今回のサミットに参加する国々すべてが欧州統合の道を歩み、また関与していることを指摘しました。「だからこそバルカン地域に対して敬意とさらなる理解を示すよう、欧州のパートナーたちに要請した」とヴチッチ大統領は語り、セルビア、アルバニア、北マケドニアが「オープン・バルカン」のようなプロジェクトを立ち上げる決定を下したことを尊重したEUの代表者たちに謝意を表明しました。
 
 
 
 
ソース/写真:https://www.predsednik.rs
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