竹下史子(たけした ふみこ)
日本でバルカン地方のフォークダンスを習ったことがきっかけで、セルビア音楽に興味を持つ。セルビアの首都ベオグラードに住み、セルビア人アコーディオンマエストロ、ツァーレ・ミトロヴィッチ氏に6年間師事。
現在はベオグラードの著名な民族舞踊団グラディミルに所属。ソロ・アコーディオニストまたは舞踊団の一員としてセルビアでのコンサートやテレビ番組に多数出演。在日セルビア共和国大使館をはじめ日本でも公演を行う。
セルビア民族音楽や奏法についても研究しており「セルビアを知るための60章 (明石書店) 」では、セルビアの民族音楽と舞踊について寄稿。在日セルビア共和国大使館でセルビア音楽についての講演を行う。
朱鷺(とき)たたら
どこか懐かしく、日本人の魂に迫る竹笛の調べを、現代の人々の心にどう響かすかをテーマに活動。
古典に独奏曲を持たない篠笛の可能性を追求するべく、作曲、演奏活動を行う。日本の伝統的な古典奏法と西洋音楽の学びで培ったテクニックを併せ持ち、高度な技術を駆使した演奏スタイルは、各方面から高い評価を得ている。
芸名に負う「たたら」は、中世の製鉄技法たたらに衝撃ともいえる感動を受けて名付けたもの。先人たちから受け継ぎ、自らの中にも息づく、ものを創るという力のみなもとを、笛に託す。
オリジナル作品集CDのほか、参加CD多数。
みずからの門下・朱鷺会主宰。一般社団法人 日本篠笛協会理事。岡山県新見公立大学非常勤講師。
◆その他のご案内
「アコーディオン・篠笛・ヴァイオリンで奏でるセルビアと日本の音楽」