ヴラディスラフ・シュチェパノヴィッチ
1971年生まれ。1994年に美術学部を卒業し、1996年にベオグラード応用芸術学部で修士号を取得。2009年にはベオグラード芸術大学にてディブナ・ブサノヴィッチ博士指導の下、学際的な芸術とメディア論の研究で博士号を取得。現在はベオグラード応用芸術学部にてドローイングとペインティングの教授を務め、 ベオグラード応用芸術学部とベオグラード芸術大学の博士課程の教授として、芸術とメディア論の教鞭をとる。2013年、2014年に、ベオグラード現代美術館の館長代理を務め、2014年にベオグラードの第55回オクトーバー・サロン理事会の会長を務める。これまでに、ポドゴリツァ、ブドヴァ、ベオグラード、オシイェク、ノヴィ・サド、グロズニャン、パリ、東京、ニューヨーク、ホーボーケン、ヒューストンなどで、30を超える個展とグループ展を行ってきた。
2001年にはミレシェバにて「2001年度 BELI ANDJEO /ホワイトエンジェル」絵画賞を受賞。2010年には重要な科学ジャーナルにて芸術理論と哲学に関する文書を発表し、彼の著書「メディアのスペクタクルと破壊」(ベオグラードの芸術大学)を発表した。2019年には第58回ヴェニスビエンナーレのセルビア共和国の委員を務めた。2019年から2020年は第58回オクトーバー・サロンの理事役員を務め、ベオグラード現代美術館の理事役。