セルビアのゼムン市に生まれ、地元の風景やセルビアの教会などをテーマに水彩画を75年にもわたって描き続けた画家のミロシュ・ジュリチコヴィッチさん。2008年に亡くなられた氏を偲んで息子のボシュコさんがゼムンに設立した国際芸術交流協会「シロカ・スターザ(広い道)」はこれまでセルビア内外の画家の個展やワークショップ、国際公募展を主催するなど精力的に活動してきました。彼らの国際公募展の中でも19センチ角の裸体を主題とした「MINI AKT」は絵画や写真など多岐のアートが参加するユニークなもので、今年も5月に入選作38作品が「MINI AKT vol.6」としてベオグラードで展示されています。そして来たる11月には大阪・天王寺にあるArt community space Nano Galleryにて7日間展示される予定です。数多くのセルビア人アーティストも参加しておりますので、この芸術の秋にセルビアのアートの息吹を感じていただけたら幸いです。
(日時)2021年11月15日(月)〜21日(日)
(会場)Art community space Nano Gallery
大阪市天王寺区茶臼山町1-19米田ビル3F