コヴァチュ大使は昭和女子大学での講義の前に同大学の坂東眞理子理事長と小原奈津子学長と会談しました。
会談では学生や教師の交換といったセルビアの大学との協力の可能性やジェンダー平等推進、女性の地位向上などについて話し合いました。
およそ80人の学生がオンラインで聴講した講義でコヴァチュ大使はセルビアの歴史文化と女性の役割、セルビアの精神・文化遺産に対する女性の貢献などについて話しました。また講義の一部はセルビアでのジェンダー平等と同分野に関連する法整備といったテーマに充てられました。
学生たちはセルビアでのジェンダー平等に関する規定や成果、官民での重要ポストへの女性登用度といった女性の地位向上の現状について熱心に質問をしていました。
講義には交換留学でセルビアに滞在した経験を持つ岸山睦教授をはじめとする昭和女子大学の教授方や元駐セルビア共和国大使で日本セルビア協会副会長の角崎利夫氏、同協会理事の角崎悦子氏も列席されました。