セルビアと日本の友好関係140周年に伴って開催された日本・セルビア友好議員連盟総会に招かれたコヴァチュ大使は、逢沢一郎会長、城内実事務局長、同連盟内外の議員の方々をはじめ外務省、日本・セルビア協会、そしてセルビアに展開する各企業代表者の方々を前にスピーチを行いました。
スピーチの中でコヴァチュ大使は、各国の二国間関係の中でも非常に長く続くセルビアと日本の友好関係は歴史上の様々な挑戦を見たものの、戦争や自然災害といった困難な時に両国民が見せた連帯が地理的に離れた両国を更に近づけた、と語りました。特に2018年1月の安倍晋三首相によるセルビア訪問の後に両国間の政治対話が強化されたことを挙げ、セルビア各地に進出し、各地域の経済成長に貢献している数々の日本企業に対して謝辞を述べました。
本年の両国間の友好関係140周年の祝賀を相応しいものとする為の友好議員連盟による積極的な参画や、両国首脳の相互訪問、日本の国家機関や地方自治体、民間部門などとの関係の強化、そして文化や教育、スポーツといった分野での共同プロジェクトの実現への貢献についても期待を表明しています。
コヴァチュ大使はまた、セルビアが欧州統合の道を継続し、地域和平と安定の維持と進展に寄与することを強調しました。