パラオ共和国のコロールにてパラオ共和国とアメリカ合衆国の共催により開催された第7回アワ・オーシャン会合で、非駐在の対パラオ共和国特命全権大使であるアレクサンドラ・コヴァチュは同国の政府首脳や高官と数々の会談を行いました。非常に温かい雰囲気の中で行われたこれらの会談では両国間関係の現状や関係発展の可能性について意見が交換されました。コヴァチュ大使はスランゲル・S・ウィップス・Jr・パラオ共和国大統領をはじめ、トーマス・エサン・レメンゲサウ・ジュニア前大統領、サビーノ・アナスタシオ パラオ共和国代議院議長、グスタフ・N・アイタロー国務大臣、ガファー・J・ウエルベラウ保健福祉大臣、元老院議員のマンソン・ウィップス外交委員会委員長とカズキ・L・トップス・スギノ文化・青年・スポーツ担当委員会委員長、パラオ共和国オリンピック委員会のフランク・キヨタ会長とバクライ・テメニル事務総長と会談しています。
コヴァチュ大使はコロナ禍により延期されていた会合の実現にあたってのパラオ共和国の尽力を称え、また温かいもてなしに感謝の意を表しました。またコソヴォ・メトヒヤ州に関する問題でのパラオ共和国の立場に対して謝辞を述べ、教育や研究、青年交流やスポーツの分野をはじめとする現在の両国間の関係や友情を更に強化・発展させる旨のセルビアの意思を伝えました。環境保護や気候変動への取り組み、そして島嶼国の存続にあたっての優先的諸問題においても国連などの国際機関にて両国が建設的な協力を進めていく可能性が確認されました。