アレクサンドラ・コヴァチュ駐日セルビア共和国大使は、東京都の招きにより、社会の様々な分野における女性の地位向上のための情報交換と機会促進を目的とした「第4回女性首長によるびじょんネットワーク」に出席しました。
コヴァチュ大使は、ガーナ、ニカラグアの両大使や東京都の杉並区長、那須烏山市長、野木町長、徳島市長とともに、「女性の活躍がこの国のかたちを変える」と題したセッションに参加しています。
大使は、セルビアが女性の地位向上を目指して実施している政策について発言し、特に、国の議会選挙や地方選挙において、候補者名簿での数が少ない性に対しての割当を導入した法改正や、その効果として議員や意思決定者の地位に女性が多く含まれるようになったことを紹介されました。また、国内や世界での完全な男女平等を目指してのセルビアの貢献についても言及しました。
主催者である小池百合子東京都知事との表敬訪問では、コヴァチュ大使をはじめ、メキシコ、ブルガリア、フィンランド、ガーナ、マリ、ウガンダ、ニカラグアの大使が、日本の地方自治体と連携しながら、男女平等における意識と協力関係を強化する取り組みについて意見を交換しました。
会議の最後には、「女性首長によるびじょんネットワーク宣言」が採択されました。