セルビア共和国大使館では、祝日の「セルビア建国記念日」に際してのレセプションが開催され、大使館がセルビアと日本両国の友好関係樹立140周年を記念して作成した「セルビアと日本 両国関係史概観」の改訂版が紹介されました。
アレクサンドラ・コヴァチュ大使は歓迎のスピーチで、セルビアと日本はそれぞれの国内外にて数多くの大きな歴史的な試練と変革とを見てきたものの、連帯と情熱の精神は両国関係の礎に浸透し続け、個々の人々があらゆる領域にて協力を深め、拡大してきた、と語りました。特に、セルビア名誉総領事であり、大日本除虫菊株式会社代表取締役社長の上山直英氏には、長年にわたるセルビアの広報活動への協力と献身、そして「両国関係史概観」改訂版の印刷にあたっての支援に対して感謝の意を表しました。
大使はまた、今後日本との政治対話と協力が順調に進むことへの期待を表明し、特にセルビアにおける日本企業や投資家にとっての刺激的なビジネス環境を育成し、、ICTや新技術といった新たな協力分野を見出すことが、両国のパートナーシップ強化の重要な足掛かりになるとも指摘しました。
レセプションには、逢沢一郎日本セルビア友好議員連盟会長、城内実同連盟事務局長をはじめとする両院国会議員、山田賢司外務副大臣をはじめとする外務省代表者、上山直英名誉総領事、セルビアのシャバッツ市と姉妹都市関係にある埼玉県・富士見市の星野光弘市長、長井忠会長をはじめとする日本セルビア協会代表者、明石康元国連事務総長特別代表、国際協力機構(JICA)代表者、および学術界、各種財団、メディア、非政府組織の代表者や、その他大使館の友人の方々がご出席されました。