駐日セルビア共和国大使館のイヴァナ・ゴルボヴィッチ=ドゥボカ臨時代理大使は、78回目の原爆の日を迎えた広島で開催された平和記念式典に出席し、1945年8月6日にアメリカによって投下された原子爆弾の犠牲者に哀悼の意を表しました。
臨時代理大使は、破壊の閃光の中で亡くなった犠牲者に哀悼の意を表し、また被爆者である八幡照子さんの痛切な証言に耳を傾け、夕刻には広島市の慣例に従い、平和を象徴するメッセージを灯籠に書き、数千個の灯籠とともに原爆ドームの横を流れる元安川に流しました。臨時代理大使は灯籠にこう書いています—”過去を思い出すことは未来を育むこと”。
今年の記念式典には、岸田文雄首相をはじめとする日本政府高官とともに、被爆者の方々、遺族、111の国と地域、EU、国連、その他の国際機関の代表者など合わせておよそ5万人が出席し、開催史上最多の参加者となりました。