コヴァチュ大使は、国際教養大学の招きで10月30日と31日の両日、秋田県および国際教養大学を訪問しました。同大学で大使はセルビアと日本の二国間関係とセルビア共和国の男女平等をテーマに講演を行いました。
訪問の中でコヴァチュ大使は佐竹敬久知事と会談し、二国間関係や経済協力、および関連するイニシアチブについて話し合いました。
また日本の高等教育機関のトップ15にランクインする国際教養大学での講義では、大使はセルビアの歴史的発展やその文化遺産、日本との絆、二国間関係の確立と進展の歴史について語りました。そして大使は、男女平等や女性の政治参加の促進、女性起業家の増加や義務となっているクオータ制の有効性など、セルビアの法的規制や具体的成果を紹介しました。
質疑応答のコーナーでは、日本における女性の地位や、より良い結果を達成し、文化的パターンを変えていく上での課題について質問がありました。
講義の後、コヴァチュ大使は同大学のモンテ・カセム学長と会談し、セルビアの大学との協力の可能性について話し合いましたが、大使の訪問は学術間交流はもとより、その他の二国間協力を強化するためにまたとない機会であると評価されました。