松浦晃一郎元ユネスコ事務局長がアレクサンドラ・コヴァチュ大使を招き、昼食会を催されました。
この席でコヴァチュ大使は、松浦氏がユネスコ事務局長在任中に様々なレベルで科学・文化分野における東南ヨーロッパ諸国への協力を促してきたことに触れ、氏がセルビアとの間で実りある協力関係を築かれたことに感謝の意を表しました。その期間にはコソボ・メトヒヤにある数々の文化遺産の中でもセルビアの宗教遺産が危機遺産として登録され、松浦氏自らの貢献によってその保存が促進されたと語りました。大使はまたコソボ・メトヒヤのセルビア人の世界遺産と文化遺産が今日置かれている非常に困難な現状や、その存続に対する絶え間ない危険の数々を指摘しました。
大使はまた、2022年に140周年を迎えたセルビアと日本両国間の友好関係の歴史についても松浦氏に紹介しました。